IT関連の初めての仕事

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大学の時、人生で初めてIT関連の仕事に就きました。ある有名なIT企業においてコンテストがあったのです。障害のある子どもたちが授業に出席し易くするためのプログラム作成が要求されました。私が最初に人工知能の概念に出会ったのは、その時でした。それ以来、少しずつ人工知能に取り組んでいき、次第により深く研究するようになりました。

こうして私は、人工知能を使ったプログラムを開発し、そのプログラムでコンテストに応募しました。子どもたちが学校へも家庭へも毎日持ち運びできる小さなコンピューターを開発しよう、というアイデアを軸に、このプロジェクトができました。

このコンピューターは、子どもたちが授業について行けるよう代筆をしたり、代筆した授業内容を読み聞かせたり…といったオプションを設けて、子どもたちの手助けをしました。さらに、このプログラムには、子どもが絵を選択することによって文の組み立てができ、それをコンピューターが読むというオプションがあり、これは子どもと教師のコミュニケーションを促進するのに役立ちました。

その後、そのIT企業から連絡があり、プログラムに非常に感心し、ぜひ雇用したいという申し出があり、大変嬉しかったのを覚えています。その日以来、同じIT企業に勤めており、現在もここにおります。また、多くの子どもたちの手助けとなった私の最初のITプロジェクトを構築し、立ち上げる機会にも恵まれました。

多大な努力と懸命な働きの末、少年時代の夢を実現し、一流のIT企業で働くことができ、とても嬉しく、また誇りに思っています。